大会の概要

大会主題

自ら学びを深め、たくましく生きる力を育むろう教育

 

主題設定の理由

 社会の変化に対応し、人生の幅を広げるため、問題に直面したとき自ら対処するために、「学ぶ力」「生きる力」を育むことが必要である。そのためにはどうしたらよいか。聴覚障害児に対する教育の課題や成果、聴覚障害教育の専門性と新たな展望について考えていきたい。
 
 多様化し変化の激しい社会の中で、より良く生きていくためには、学校で身につけた知識や技能だけでは十分ではない。自ら必要な情報を取捨選択し、活用して新しいことを学んだり、これまでの知識や技能を学び直し、深めたりすることが必要である。また、学ぶことは、その人の生き方の幅を広げ、豊かにすることでもあろう。学校教育では、子どもたちに知識や技能を教えるだけではなく、自ら「学び」を広げ、深めることができる力を育むことが求められている。現在では、ICTなど自ら学ぶことができる技術が普及し、一人ひとりが自分なりの「学び」を広げたり、深めたりするための環境が整いつつあるのは喜ばしいことである。しかし、それらを利用するためのリテラシーや基本的な言語力・学力については、今も多くの課題が見受けられる。
 また、現実社会で生きていくためには、「学び」に加えて「生きる力」も重要になってくるであろう。特に聴覚障害児にとっては、聞こえない、聞こえにくいために直面するさまざまな生き難さや困難があるために、それらの課題に自ら対処していける力が一層必要になってくる。「生きる力」を育むためには、自ら思考・判断・表現(行動)できるような主体性、自分を大切にする自己認識・障害認識、人間関係を調整できる社会性、環境をより良くしていくエンパワーメントの力などの資質・能力や意志を育んでいく必要があると考えられる。「生きる力」は、一人一人の「生き方」にも深く関係するものであり、その人らしい「生き方」についても考えたい。しかし、「生きる力」についてもろう学校の少人数化により経験やコミュニケーションの幅が狭められるという困難な状況も見受けられる。
 このような課題や困難な状況にどう対応していったらよいのか。そのためにはこれまでのろう教育の専門性を大切にした地道な努力とともに、学びの個別化やテクノロジーの活用、共同学習など集団を広げての活動などの新たな構想を展望することも必要になってくるのではないかと思われる。
 「学びを深め、生きる力を育む」ためのろう教育の伝統や専門性、そして新たな展望を考えていくために本主題を設定した。

会 期

2020年10月8日(木)~9日(金)

会 場

〈公開・指定授業〉
○大宮会場:埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園
  〒331-0813 埼玉県さいたま市北区植竹町2-68
  TEL(048)663-7525  FAX(048)660-1906


○坂戸会場:埼玉県立特別支援学校坂戸ろう学園
  〒350-0221 埼玉県坂戸市鎌倉町14-1
  TEL(049)281-0174  FAX(049)283-9899

〈授業研究分科会・研究協議分科会〉
○埼玉会館
  〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4
  TEL(048)829-2471  FAX(048)829-2477

○埼玉教育会館
  〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-12-24
  TEL(048)832-2551  FAX(048)832-2401

主 催

全日本聾教育研究会 関東地区聾教育研究会

主管校

埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園 埼玉県立特別支援学校坂戸ろう学園

協力校

(関東地区聾学校22校)
茨城県立水戸聾学校 茨城県立霞ヶ浦聾学校 栃木県立聾学校 群馬県立聾学校
千葉県立千葉聾学校 筑波大学附属聴覚特別支援学校 東京都立大塚ろう学校
東京都立立川ろう学校 東京都立葛飾ろう学校 東京都立中央ろう学校
明晴学園 日本聾話学校 横浜市立ろう特別支援学校 横須賀市立ろう学校
川崎市立聾学校 神奈川県立平塚ろう学校 山梨県立ろう学校 長野県長野ろう学校
長野県松本ろう学校 静岡県立静岡聴覚特別支援学校 静岡県立沼津聴覚特別支援学校
静岡県立浜松聴覚特別支援学校

協賛(予定)

小川再治研究協賛会 公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会 
公益財団法人日本教育公務員弘済会埼玉支部

後援(予定)

文部科学省 埼玉県教育委員会 さいたま市教育委員会 坂戸市教育委員会 全国聾学校長会 
全国聾学校教頭会 全国特別支援学校長会 関東地区聾学校長会 関東地区聾学校教頭会 
埼玉県特別支援学校長会 全国ろう学校PTA連合会 全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会  
一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会