講 演
[講師] 武居 渡 氏
[演題] 「多様性を大切にしたろう教育を目指して」
~武居 渡 氏のプロフィール~
1994年、筑波大学 第二学群 人間学類を卒業され、同大学院心身障害学研究科を経て、1999年に金沢大学学部講師として着任されました。現在、金沢大学 人間社会研究域 学校教育系教授として、特別支援学校の教員養成に関わっておられます。また、日本手話学会や日本特殊教育学会、日本発達心理学会などに所属され、副会長や常任編集委員などを歴任されています。平成29年度版特別支援学校学習指導要領の編纂にも携われました。
ご専門は聴覚障害教育で、日本手話の文法や、手話に関わる心理学的研究、ろう児の手話獲得プロセスや手話の発達、手話能力評価法の開発などに関するご研究に長年取り組まれ、ご活躍されておられます。
授業研究分科会
○分科会テーマ会場 | NO. | 分科会名 | 授業研究テーマ | 助言者 |
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やまと郡山城ホール | 1 | 幼稚部 | 伝え合い、ともに考える力を育てるために ~自由遊び後の話し合い活動を通して~ |
信州大学 教授 庄司 和史 氏 |
やまと郡山城ホール | 2 | 小学部 | 児童が主体的に考える授業をめざして ~国語の授業を通して~ |
金沢大学 教授 武居 渡 氏 |
やまと郡山城ホール | 3 | 中学部 | 生徒の考えを深める授業づくり ~道徳の授業に焦点をあてて~ |
同志社大学 教授 中瀬 浩一 氏 |
やまと郡山城ホール | 4 | 高等部 | 対話を通して思考を深める授業づくり ~個と集団の学びの往還を目指して~ |
筑波技術大学 准教授 脇中 起余子 氏 |
研究協議分科会
NO. | 分科会 | 協議主題(分科会テーマ) | 助言者 |
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1 | 早期教育Ⅰ(乳幼児) | 乳幼児期の親子の関わりを深めるための支援について考える | 信州大学 教授 庄司 和史 氏 |
2 | 早期教育Ⅱ(幼稚部) | 豊かな言語発達を促すために ~多様な子どもの実態をふまえて~ |
愛知淑徳大学 教授 井脇 貴子 氏 |
3 | 教科教育(小学部) | 学びを深める対話を引き出す授業の工夫 | 大阪教育大学 教授 井坂 行男 氏 |
4 | 教科教育(中高文系) | 教科指導力のアップに向けて | 京都光華女子大学 准教授 高井 小織 氏 |
5 | 教科教育(中高理系) | 理系科目の苦手意識をなくすために | 筑波技術大学 准教授 脇中 起余子 氏 |
6 | 寄宿舎教育 | 生きる力と豊かな心を育むための寄宿舎教育の在り方 | 筑波大学附属聴覚特別支援学校 寄宿舎主任指導員 木村 美津子 氏 |
7 | 自立活動Ⅰ (障害認識など) |
「障害」に関わる認識と行動を伸ばしていくための様々なアプローチ | 宮城教育大学 教授 松﨑 丈 氏 |
8 | 自立活動Ⅱ (聴覚活用・発音発語) |
医療・補聴技術の進歩と幼児児童生徒の多様化に応じた聴覚学習・発音発語学習の在り方 | 愛知淑徳大学 非常勤講師 中井 弘征 氏 |
9 | センター的機能 |
特別支援学校(聴覚障害)におけるセンター的機能の在り方について | 元和歌山県立和歌山ろう学校長 三反田 多香子 氏 |
10 | キャリア教育 | 発達段階や個に応じた系統的なキャリア教育の推進について | 社会福祉士 岩山 誠 氏 |
11 | 重複障害教育 | 他者との関わりやコミュニケーションを通してよりゆたかな生活につながる授業を考える |
宮城教育大学 教授 菅井 裕行 氏 |